口内炎、歯周病(歯周疾患)、ドライマウス(口腔乾燥症)などでお悩みの方、他の歯科医院で治療を受けているが、なかなか改善されない方、当院の漢方薬を是非お試しください。
体の免疫力が落ちていれば体の一部である口腔内にも当然症状(口内炎・歯周疾患など)が表れます。
現代の歯科治療は外側から治療することばかり考えられていますが、当院では体の免疫力を高めることを同時に行うことにより、より早く治癒に向かうことに注目し、漢方の勉強に励んできました。
主に下記の症状に効果が上がっています。
また、漢方を処方する事により漢方は一つの処方が複数の病気を治す為、口腔内環境を整えると共に免疫力を高め健康な体つくりに役立ちます!
中国から伝わって、日本で独自に発達。
漢方医学の基本には『良医は未病を治す』という言葉がある。
「未病」とは「健康と病気の間」を指し西洋医学では病気と診断されないものも漢方では対処法があると考えられている。
未病の治療は、生活改善・体質改善を促し、発症を遅らせたり進行を遅らせ、生体がもっている回復力や免疫力を高める事で治療する方法です。
草根木皮、動物生薬、鉱物生薬を漢方で決められた処方に従って、それぞれ一定の量ずつ組み合わせて処方された薬物であり、生体の機能を維持するために、生体にあわせてくれるような側面をもちます。
■歯周病(歯周疾患)の場合
大柴胡湯(だいさいことう)…自覚症状が起こりはじめに処方します。
補中益気湯(ほちゅうえきとう)…症状が長引いて、膿汁が出ている場合に処方します。
■ドライマウス(口腔乾燥症)の場合
五苓散料(ごれいさん)…熱っぽくて、のどがよく乾く場合に処方します。
十全大補湯(じゅうぜんたいほうほうとう)…病後・術後・慢性疾患などで疲労衰弱している場合に用いることが多い。
当院では煎じるタイプの漢方薬を処方しています。それは、もっとも効能が出やすい!からです。
「煎じる」という意味は、薬を水などで煮て、その成分を抽出することです。
- 自然の生薬をじっくりと煮出してそのまま服用するのが煎じ薬となります。
煎じた汁を「煎汁」あるいは「湯液」といってこれを飲みます。
- 毎日もしくは飲む時に煎じ、その日のうちに飲むのがよい。1日2〜3回。
- 食前または食間(食事と次の食事の間の空腹時間) に服用するのが原則です。
- 空腹時に服むのが一番吸収が良い。
- 食事30分前に服むようにする。
- 煮出した直後の新鮮な薬は、その味や香りにも効果があるため、粉薬や錠剤に比べ、よりよい薬効が期待できる。
- ティーバッグになっているので簡単に振り出して服用でき、一回一袋使いきりなので携帯に便利。(漢方はお茶ではなく薬ですので、決められた量以上の服用はやめましょう)
「漢方に副作用が少ない」というのは本当ですが、間違った漢方薬を飲むと副作用は1週間以内に出現するといわれています。
また、日本漢方には瞑眩(めんげん)という概念があり、治療中に一時的に病状が悪化し、その後に完全に回復するような状態が出る場合があります。