2009年 02月
今回は葛根湯です
[ 2009.2.7(土) ]
一般的には、葛根湯は,風邪の時などに飲まれているかと思います。特に、寒気がするような風邪には有効です。
口腔内では、歯周病・顎関節症・口内炎に有効です。
全身的には、肩こり・神経痛・頭痛に適応です。
成分は
カッコン・・・マメ科のクズの周皮を除いた根
発汗・解熱・肩こり
タイソウ・・・クロウメモドキ科ナツメの果実
利尿・鎮咳
補中益気湯つづき
[ 2009.2.3(火) ]
チンピ・・・ミカン科ウンシュウミカンの成熟した果皮
抗痙攣・抗炎症・抗アレルギー
カンゾウ・・・マメ科植物の根<飲みやすくするための配合>
肝臓活性化・鎮咳
ショウマ・・・キンポウゲ科のサラシナショウマの根茎
鎮痛・鎮静・鎮痙・解熱・抗炎症
ショウキョウ・・・生姜の根の生のもの
健胃・消化吸収促進
補中益気湯は口腔内では、歯周病に効果があります。
ANUG(急性壊死性潰瘍性歯肉炎)にも応用されています。
全身的に見て体力虚弱で元気が無く、胃腸の働くが衰えている方、疲れやすい方にむいています。
次回は風邪が流行っておりますので、第二回は葛根湯について御説明します。お楽しみに