2009年 07月
口腔乾燥症には・・・・・
[ 2009.7.29(水) ]
口腔乾燥症には、漢方医学的に「口乾」と「口渇」
に区別される。
前者は、乾きがあるものの水を欲しない。
後者は、水を欲する。
口腔乾燥症の患者様は、両方が併存することが多く、区別することなく、まとめて口腔乾燥症と理解することがのぞましい。
前回の五苓散につづき、白虎加人参湯も有効である。
特に、こちらの漢方は、放射線照射後の口腔乾燥、
口腔乾燥に伴う味覚障害に有効。
糖尿病患者様の血糖値低下が確認されている。
癌治療後の口腔乾燥に用いられる。
このように、漢方には、本来の症状改善のほかに、他の改善も見られることがよくあります。